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MDKゆいこのゴリ押し日記

MDKゆいこがめちゃめちゃゴリ押すブログ

【VGC2017】イーブイドーブルゼルネアス

アローラ!

みなさん新フォーマット、VGC2017アローラダブルをお楽しみでしょうか。

今回はこのフォーマットにおいて僕が初期から愛用していたイーブイドーブルの構築、そしてその対策について記載しようと思います。

 

f:id:mdk-yuiko:20161208003226j:plain

 

イーブイドーブルは今作から追加された"イーブイZ"なるアイテムにおいて専用Z技"ナインエボルブースト"が使用可能になった事で新たに確立されたアーキタイプです。

その効果は「自身の全ステータスを2段階上昇させる」という破格の一品であり、これによって上昇させたステータスを"バトンタッチ"によって後方に引き継ぐ事でかのゼルネアスも真っ青な抜き性能ポケモンを誕生させる事ができます。

 

この新技の情報が出回ってすぐは所詮ネタ構築止まりだろうと思われていたのですが、個人的に面白そうだと感じて開拓してみた結果、PokemonShowdown!において瞬間的にですが1位を獲得できるまでの構築に仕上げる事ができました。

まだまだ開拓の余地はありそうですがここで一度節目として記載しておきます。

以下が僕が使っていたリストです。

 

 

使用リスト

 

イーブイ@イーブイZ

162-75-71-58-85-117

とっておき バトンタッチ 手助け 守る

 

ドーブル@気合の襷

162-40-55-36-66-139

キノコの胞子 この指止まれ ワイドガード 猫騙

 

カプ・テテフ@オボンの実

176-81-107-187-136-117

サイコキネシス マジカルシャイン 自己暗示 守る

 

ウインディ@突撃チョッキ

189-103-101-165-100-125

燃え尽きる 熱風 バークアウト 目覚めるパワー(地面)

 

ピッピ@進化の輝石

177-50-86-80-110-36

この指止まれ お先にどうぞ 癒しの波動(※) 守る

※ムーバー解禁まで実機では使用不可能

 

エーフィ@エスパープレート

171-63-103-176-116-131

アシストパワー マジカルシャイン 自己暗示 守る

 

 

基本的に上4体で選出は固定。そしてイーブイドーブル以外を投げる事はありません。

先発は100%固定になります。

ピッピ、エーフィを取る場合は前者が対トリックルームにおいて、後者は吠える・吹き飛ばしのケアをする場合に採用します。

個別解説で少し掘り下げましょう。

 

個別解説

イーブイ@イーブイZ

162-75-71-58-85-117

とっておき バトンタッチ 手助け 守る

 

 

パーティの核。これが決まれば勝ち、決まらなければ負けです。

とっておきはナインエボルブーストへのZ変化種なので確定。

バトンタッチも言うまでもありません。

そしてバトン後に再び場に出た際に腐らないようにするために手助け。

最後の守るは対策を用意してきた相手に対して無理矢理2択に持ち込ませたり、横のドーブルを切る際に使用します。

 

前者の具体例は対ポリゴン2+ギャラドス等、トリックルーム+挑発においてドーブルイーブイへの対抗策としている場合です。

これは挑発→イーブイトリックルームで相手側がどう動いてもエボルブバトンを止める事ができるプランなのですが、ここでイーブイが守りつつ挑発持ちをキノコの胞子で眠らせるとバトンが成立する盤面になります。

もちろんドーブルに挑発が飛んで来れば即お通夜ですが、確実に負けのゲームを2択にまで引き上げられますし、相手側からすればわざわざ対策として用意している訳ですから上のプラン通りに事が進む可能性は高いハズです。

 

後者は後ろからウインディを死に出ししたい場合に使います。

これは相手の初手が物理ポケモンで固められている場合に有効で、威嚇を入れつつ、出したウインディを即座に引っ込めてバトンタッチで再び場に出す事で一気に相手の攻撃ランクを2段階落とす事ができます。

その安全な盤面でカプ・テテフは自由に自己暗示をする事ができますから、全ステータス2段階上昇の化け物が2体並ぶ格好になります。

 

 

 

ドーブル@気合の襷

162-40-55-36-66-139

キノコの胞子 この指止まれ ワイドガード 猫騙

 

 

VGC2016で一旦お別れかと思いましたが再会は思ったより早かったドーブルさん。

ある1体のポケモンのサポートの横としてこれほど凶悪なポケモンは存在しません。

イーブイの項でもお話ししましたがまずはキノコの胞子。

イーブイの守ると合わせつつ、なるべくバトン先がダメージを食らわないように努めることにも貢献する技です。

そしてサポートとして優秀なこの指止まれと猫騙し。

猫騙しだけでイーブイを守りきれるならなるべく猫騙しをプレイしてドーブルを生き残らせ、バトンのターンの安全性を高めるべきです。

ワイドガードの枠は他にも候補がありますが、絶対数の多いカプ・テテフを見れる事から現環境において優先的に採用しています。

 

カプ・テテフはその特性によって猫騙しを打つ事ができない上高い火力から全体技を放つ事ができるポケモンで、そのサイコフィールド下においての横と合わせての全体技の連発はワイドガードがなければドーブルイーブイ共々消し炭です。

これもイーブイの項にあるように択にはなりますが、相手側からすれば以下略というわけです。

それは意図がある出し方なのか。相手のプレイヤースキル、選択時間などなど色々なものから判断するのもまたこのゲームの楽しみの1つだと思います。

 

 

 

カプ・テテフ@オボンの実

176-81-107-187-136-117

サイコキネシス マジカルシャイン 自己暗示 守る

 

バトン先のメインアタッカー、かつ裏から投げる事で先制技のケアも可能というこのパーティに欲しい要素を全て与えられたポケモンです。

ただでさえエスパーフェアリーの通りが良い環境で、これがスカーフを巻いているだけでも半壊するパーティも多いのですがこのステータスがそれぞれ2段階も上がってしまえばもうお手上げもいいとこでしょう。

ムーンフォースを打つ場面はサイコキネシスでも良い場合が多いため、そこを切って自己暗示を採用しました。

自己暗示は上にあげたように、ウインディをバトン先に選んだほうが良い盤面において自身もフィニッシュに参加できるようにする役割の他、この項の最初に述べたように先制技のケアとして自身を投げた際に最悪横のイーブイに暗示するプランも取れるようになります。

 

具体的にいうと相手が猫騙し+挑発を対策プランとしていた場合において、これを裏から投げつつイーブイでエボルブを積むとします。

この際相手が猫騙しと挑発の対象選択を間違えていると即座にイーブイでバトンタッチできるようになりますが、きっちりイーブイに挑発を入れてくるとそこでストップしてしまいます。

ですがその盤面においてイーブイを居座らせつつ自己暗示をすると、バトンタッチする間でもなくフィニッシャーを確立できるという訳です。

つまり仮にあなたが猫騙し+挑発を対策プランとして用意している場合は

①絶対に対象を間違わない事。と②出てきたカプ・テテフに対してもしっかり挑発する事

の2点が重要になります。

 

 

 

ウインディ@突撃チョッキ

189-103-101-165-100-125

燃え尽きる 熱風 バークアウト 目覚めるパワー(地面)

 

全抜きエースのカプ・テテフの弊害となるテッカグヤへの圧力を始め、不安な防御面を補える事からこのウインディは実に綺麗にマッチしてきました。

一般的なスタンダードでの並びにおいても優秀なこの2体が強化されて並んで弱い訳がありません。

単体火力として最大威力で命中安定の燃え尽きる。バトン先として選択した際に全体技が欲しいことから熱風。

カプ・テテフの自身への自己暗示のサポートともなるバークアウトと、最後に目覚めるパワーをガラガラを第一に、炎との補完を意識して地面として採用しました。ここはギャラドスを見れる岩でもいいかもしれません。

 

これをバトン先としてカプ・テテフで自己暗示するプランは少しオーバーキル気味であり、安定性を求めるならばノータイムでカプ・テテフにバトンするべきですが、これを投げたほうがいい盤面が思いの他多かったので場持ちが良くなるよう耐久に厚く降って突撃チョッキを持たせました。

威嚇込み計算で防御と特防の値はエボルブ時にそれぞれ300の化け物となるので生半可な攻撃ではビクともしません。

 

 

 

 

ピッピ@進化の輝石

177-50-86-80-110-36

この指止まれ お先にどうぞ 癒しの波動 守る

 

 

トリックルーム用の駒としてピッピを採用しました。

トリパとのマッチアップでは相手側からろくな妨害が飛んでこないためエボルブバトンまではスムーズに事が進みます。

ただ速度が奪われるがゆえに相手側からジリジリ削られていってしまいそのまま敗北することも少なくありませんでした。

そこにこのピッピは上手く噛んでくれ、お先にどうぞでの素早さ関係の逆転から、この指止まれでのサポート、無視してくるようなら癒しの波動と相手に嫌がらせをするために産まれてきたようなポケモンに仕上がっています。

特性フレンドガードでのバトン先へのステータスアップは言わずもがなで、相手の心を折るにはこの上ないゲーム展開ができる事でしょう。

 

 

 

 

エーフィ@エスパープレート

171-63-103-176-116-131

アシストパワー マジカルシャイン 自己暗示 守る

 

最後に吠える、ふき飛ばしのケアとしてエーフィを採用しました。

特性マジックガードにより、バトンをもらった際のそれぞれ妨害札をカウンターする事ができます。

アシストパワーとのシナジーからこれをメインバトン先と考える人も少なくなさそうですが、全体技が貧弱であるが故に抜き性能が多少下がってしまいます。

どちらかと言うと身内戦やマッチ戦向けのポケモンといえるでしょう。

ちなみにエスパープレートを持ったエーフィのエボルブアシストパワーは、H252+Dに多少降ったテッカグヤ程度まで確殺です。意味がわかりませんね。

 

 

 

 

全体的なパーティとしての流れはご理解いただけたでしょうか。

よくイメージしづらかったら実際に使うか使われるかするとすぐに分かるかと思います。

 

さて、ではどう対策すればいいのでしょうか。

それぞれの項にもちらほら書かれていましたが効果的な順に纏めて見てみましょう。

 

 

 

対策

対策ランクS+

急所

終わり。

 

 

対策ランクS

黒い霧

これももうお手上げです。

遊戯王のように「白い霧でカウンターだ!」なんて事もできません。

フィールド効果なのでトリックガードやマジックガードでも防げません。

僕はカプ・レヒレとベトベトンにそれぞれ打たれた事がありトラウマになっています。

早く消してください。

 

 

対策ランクA 

猫騙し+ふき飛ばし、吠える

いかにエーフィでケアしていると言っても猫騙しと合わされると非常に辛いです。

これに対するイーブイドーブル側の選択としては、イーブイをカプ・テテフに引きながらドーブルでキノコの胞子を押して、ふき飛ばし先に再びイーブイが戻って来る事を祈ります。

戻って来なければ自力で出し変えて起きない事を願うだけです。

お祈り回数が多くてとても安定的に運べているゲームだとは言えません。

 

猫騙し+挑発

個別解説でも触れましたが、この組み合わせはカプ・コケコ+ライチュウが容易に達成できるのが恐ろしい点です。

現状コケコに挑発はあまり取られていないのでないものとしていますが、流行ると非常に面倒くさい事になります。

こちら側からすると僕のパーティにはありませんがドーブルニードルガードを取ると次にこの指+エボルブで解決できます。

そしてそれは放電+放電なんかで崩す事もできますし、またそれはワイドガードで防げます。面倒くさいですね。

 

 

対策ランクB

挑発+トリックルーム

この組み合わせは無理に構築しようとせずとも先のアメリカでの大会でChuppaが使用し優勝したパーティ

カプ・コケコ、ガブリアス、テッカグヤ、ガラガラ、ギャラドス、ポリゴン2

なんかでも達成できている組み合わせです。

これとの択がけはドーブルの項に書いたままですが、ほとんどのイーブイの使い手には現状通ると思います。

しかしながらドーブルにトリックガードが入っていると厳しめです。そんな技枠は無いとは思いますが。

 

カプ・コケコ+ガブリアス、カプ・テテフ+ガブリアス、etc

これらに共通する点は「全体技を2体で押せる上にそれぞれ強力な単体技を持っている」という点で、ここではその組み合わせ全般を指します。

ワイドガードかこの指止まれかの完全に二択になります。

ただメジャーな先発故に分かりやすくガブリアスの名を出しましたが、これはアイテムが地面Z以外なら横に猫騙しが安定です。

 

滅びの歌

バトンタッチが滅びの歌のカウントまでも引き継いでしまう性質上、バトン先まで確実に処理されてしまいます。

ドーブルより遅ければキノコの胞子で起動前に眠らせる事でケアが可能ですが、横にカプ・コケコが取られている事が多くそのプランも通りにくいのが現状です。

幸い自己暗示までは滅びの歌を引き継がない為、以下の通りに動けばマウントを構築する事はできそうです。

 

1t 指エボルブ 滅び3
2t 指バトン→ウインディ テテフ死に出し 滅び2
3t テテフ暗示 ウインディなんか 滅び1
4t 相手バックのカグヤケアのためにウインディ引き

 

相手の後ろにテッカグヤ等、ウインディを残さなければいけないようなポケモンがいなければさらに1ターン猶予が生まれます。

逆に滅びの歌を使う側のプレイヤーは2ターン目にドーブルを落としにいくプレイはミスになりますし、ガラガラを使っている際はシャドウボーンでしっかり交代先も狙いに行くべきです。

 

 

対策ランクC

レッドカード

ポリゴンZと合わせてもゼルネアスほど環境に跋扈している訳ではないのでほとんど有効に使えるか怪しいところですが一応。

わかっていれば安易なマジカルシャインを打たない事でケアが可能です。

 

バークアウト こごえるかぜ etc

バトンタッチの性質上バトン元のステータス上昇を抑えられれば後続への繋ぎの爆発力も軽減できます。

これらを使う際には安易にワイドガードを押させないようにしっかり横でプレッシャーをかける事と、火力を下げた、素早さを下げた後にどうするかのプランも後続ポケモンでしっかり練る必要があります。

使われる側からすると結構面倒です。

 

 

 

ランクを付けるとするとこのあたりでしょうか。

ランクBの組み合わせなんかは様々なポケモンが達成できる筈ですので色々模索してみてください。

現状当たって覚えているものと自分で考えたものだけなのでちょっと見落としがあるかもしれません。

ポケモンはプールがとても広いゲームで何かしら新たな択があるはずですから一例程度の認識に留めておいていただけると幸いです。

 

こう見ると猫騙しがかなり面倒そうですが、この環境の猫騙し持ちにあまりパワーの高いポケモンがいない事が追い風となっています。

総じて"初期環境にかなり適していたパーティ"と言えるでしょう。

 

 

もう広く認知されて、自分でも限界を感じてきたところだったので一度ここで書き記しましたがまた手を加えてどこかで使うかもしれません。

イーブイと見せかけての実はドーブルでジオコンバトン…なんて面白そうじゃないですか?